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天領佐渡 両津薪能

 佐渡市原黒(椎崎) 諏訪神社薪能 演目 井筒
       業平になりきったかの様に、美しく華やかなに舞う様子。
CIMG0544s.jpg

 秋の訪れをやわらかな日差しや少し涼しい風に感じる様になりました。すっかり過ごし易くなってきて、何をするにも良い季節がやって来ました。私は一年中でこの時期が一番好きな季節です。食べ物は美味しいし、スポーツをするにも、読書をするにも良い季節です。
 そこで、芸術の秋よろしく、前回 羽黒神社の薪能についで、今回は椎崎温泉近くの諏訪神社の薪能を見に行って来ました。ここはちょうど佐渡の中央、くびれている所の本州よりに位置しています。ここの能は佐渡観光協会両津支部が主催で後援に新潟日報社と佐渡汽船株式会社が付いて、佐渡観光の魅力の一つとして最も力を注いでいる能舞台だと思われます。

 会場近くに車で着くと、さっそく管理員の方が誘導してくれて所定の位置に車を停車、この監視員のおじさん、地元の方なのでしょうが、ちょっぴり雑。そこから諏訪神社の入り口まで歩く間に30台位の自家用車が止まっていて、その他に会場への直接輸送用のマイクロバスが一台、この夜の観客数は約100人位でした。
 入り口から能舞台までの石畳の参道は、門松の竹筒みたいなのの中に蝋燭を立てて、ほのかな光で誘導されており、結構良い感じ。受付につくと、一人500円の入場料が必要でした。ちなみに羽黒神社の方は寄付と言う形で基本はただでした。でも、もらった入場券や案内文書、演じられる能の説明文(英文も有り)などを見ると、500円は必要経費だなと納得しました。ここではその他に、能の同時通訳をしてくれるFM端末も貸し出していて、これも料金の中に含まれているのです。

            開演前の薪への火入れ式の様子
火入式

 いよいよ開演、今回の演目は鬘物(女性が主人公)の中の 「井筒」 と言う作品で、世阿弥の作品の中でも、最もすぐれていると言われる物でした。物語のあらすじは、全国を回る旅の僧が在原寺と言う、その昔、在原の業平とその妻が暮らした古寺に立ち寄り、二人を弔っていると、業平の妻の霊が現れ、旅の僧とのやり取りの中で、その昔を懐かしんで、まるで業平になりきったかの様に、美しく華やかな舞を舞います。やがて白々と夜が開け霊の姿は消え去り、草蒸す古寺の境内で旅の僧は夢から覚めるのでした。だいぶカットすると大体この様な内容でした。
 初秋の能舞台で妖艶な雰囲気を十分楽しませて頂いたのですが、今回は、観光協会主催と言う事で、どうしても厳しい目で見てしまいました。と言うか、本当に荒が目立ったのです。それは4つ程ありました。

1.開演前に演目のあらすじを放送で読み上げてくれるのですが、噛みまくって、おまけに少し小声で自信なさそうに読んでいるので、伝わって来ませんでした。

2.かがり火の手入れが頻繁で能に集中出来なくなる時がありました。羽黒神社のかがり火はまったく問題なかったのですが、何か違いがあるのでしょうか?

3.小太鼓を打つ方が、あまりに高齢なのか、音が出ていませんでした。ヒット率20%位では能の雰囲気が壊れてしまいます。ましてや、開演中に小太鼓の巻紐を張り直していたのは頂けません。

4.笛を吹く方が、足の痺れなのか、良く動いてらして、これも気になって能に集中出来ませんでした。

観光客の皆さんや、外国の方も観客の中にいましたので、佐渡を代表して見せる能であれば、もう少し努力するべきだと思いました。能は、あの荘厳、妖艶な雰囲気の中で、一瞬別の世界へ連れて行かれたかの様な錯覚を起させる位に、張り詰めた緊張感が大事だと思います。衆目を集める舞台上の演じ手の方がその雰囲気を壊してしまっては、台無しです。

新しい試みとして良かった事は、FM端末による同時解説を行っている事でした。能の演者が話す直前に、その内容をイヤホンごしに伝えてくれるので、その後に実際に演者が話す言葉が、なんとなく聞き分けられる様になります。また、なれてくれば、最初にわたされる演目の解説書に詳しく内容が書かれてあるので、それだけで理解できる様になると思います。能は歌舞伎の様な派手さもなく、狂言の様にコミカルでもないので、佐渡の人でも見に行こうと思った事もないと言う人がいるのですが、その昔、武家が好んだ独特の雰囲気を必ず感じさせてくれます。日本の伝統文化に触れて、日本人が日本と言う国を再認識して、自信を持って愛して欲しいと願います。

さんざん苦言を書いてしまいましたが、愛あればこそです。ぜひまた楽しみに見に行かせて頂きます。

           旅の僧が在原寺について、業平夫婦を弔う様子。
CIMG0535s.jpg

               旅の僧と語らう業平の妻の霊。
CIMG0539s.jpg

業平になりきったかの様に、美しく華やかなに舞う様子。


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